愛知県アンサンブルコンテスト 中学校の部 県大会
こんばんは。
冬も徐々に終わりに近づいて行く中、学生吹奏楽の新人戦とも言えるアンサンブルコンテストにお邪魔して来ました。
しかし新人戦とはいえ、県大会まで来るとハイレベルな演奏もちらほら…非常に楽しい1日となりました!
まずは代表団体の結果と感想です👇
見事代表・教育委員会賞を射止めた、神丘のサックス。圧倒的な技術と暖かい音色で魅せてくれました。ソプラノサックスの突き抜ける様なハイトーンが素晴らしかったです!
日進の打楽器は始めの1音が完璧に決まってましたね。その後もよくコントロールされた演奏で、どこをどう聞かせたいと思っているのかがよく伝わってきました。
神丘の木管はかっちりと作った模範的な演奏でしたが、ホルンがやや前に出すぎな気がしました。
春日井中部の木管はチームとしての一体感が高かったです。出だしから音がしっかりとまとまっていました。低音がよく鳴っていたのが印象的です。
汐路の管打、オーボエの音色がとっても良かったです。そしてその音がうまく全体に溶け込んで、聞きごこちの良いまろやかなサウンドになっていました。打楽器が少しバタついていたので、落ち着きが欲しいところです。
岡崎北の金管はこの難曲をよく吹きこなしていたと思います。2楽章でのもやもやとした雰囲気、そして1楽章でガラッと変わった攻撃的な鋭い響きが対象的でした。
次からは気になった団体の感想です👇
打楽器は代表となった日進以外は全て銀賞という結果に。
蒲郡の丁寧な音作りや、碧南南のしっかりと打ち込まれた演奏も良かったです。
サックスはトップバッターだった豊川一宮の、元気溢れる中学生らしい演奏がお気に入りです。それぞれの音が別々の方向を向いていたのが残念。
横須賀が演奏した「ねがい」も、タイトルを表すかの様な幻想的な演奏でした。
昼食明けのフルート…眠気が襲ってきましたが、耐えられました。笑
まずは難曲に挑戦した竜海。音はよく拾えていたものの平坦過ぎた印象。
青陵は個人技にバラツキがあるものの、しっかりと歌っていた美しい演奏でした。
クラリネットは岡崎北がよく吹けていたものの、安全運転し過ぎた感じがします。曲が曲だけにもっと遊んで欲しいなと思いました。
木管・混成は非常にレベルが高かったです。全団体金賞でもおかしく無い出来でした。
幸田は全体的に一本調子、尾張旭西は弱奏が不安定だったか…残念ながらこの2団体は銀賞でした。
日進は若干変わった編成(Fl、Obが1、Cl、Fg、Hrnが2ずつ)でしたが、耳触りの良い丁寧な演奏でした。
岡崎北は6本のサックスの音色がしっかりと統一され、打楽器とのバランスもよく取れていました。視覚的にも緊張感が伝わってきて好印象です。
神丘のトロンボーンは決めるところは決められていたと思いますが、小さなミスが多く体力不足感がしました。とはいえ女子中学生4人でこのレベルまで高められた事は凄いです。
金管はまずは日進西…残念。持っている煌びやかなサウンドはかなりのモノでしたが、小さな傷が多過ぎた印象です。
春日井中部の綺麗にまとめた上品な演奏も良いですね。
感想は以上になります( ̄▽ ̄)
次はいよいよ東海大会、各県代表の更なる熱演を期待しています。